日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年8月2日投稿

「なぜSNSで物議を醸すこととピッチャーが大量失点することは同じ炎上なのか」リクエスト★★★★

大辞泉では、炎上とは①火が燃え上がること。特に大きな建造物が火事で焼けること。②(比喩的に)野球で投手が打たれて大量に点を取られること。③(比喩的に)インターネット上のブログなどでの失言に対し、非難や中傷の投稿が多数届くこと。と説明されている。つまり、①の意味で使われる炎上」を元に、比喩的に②と③の用法で使うということらしい。なので両者が同じ炎上という表現なのは元ネタが同じだからである。②と③の炎上のどちらが先に使われだしたのか調べてみたが分からなかった。

 

「なぜJAPは日本人を指す蔑称になったのか」★★★★★

Japaneseの略でJAPであって蔑称とも言えないのではないのかと疑問に思ったので。調べてみたところ、江戸幕府の遣米使節に関する新聞報道にも現れたこの表現は、元来は単なるJapaneseの短縮形であり、蔑称ではなかったという。しかし、主にアメリカで明治以後、日本人移民の増加と現地住民との摩擦のなかで、日系移民排斥の風潮が高まるとともに、JAPには蔑称の意味合いが強くなった。さらに、第二次世界大戦当時には反日プロパガンダに盛んに使用されたため、蔑称として定着したのだという。しかし、アメリカ以外の英語圏では単なる略称としての認識も広く、悪意なくJAPという言葉を使う人もいるので、略称なのか蔑称なのかは文脈から察するようにしよう。

 

コメント:個人的にはジャップって響きアホっぽくて笑いが先に出てきてしまう。チョッパリって表現も同じ意味で笑いが出てしまう。例え差別的な意味合いで言われたとしても恐らく全く傷つかない気がする。