日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年7月24日投稿

「なぜ野球にはマジックという制度があるのか」★★★★★

マジックナンバーとは主にプロ野球で使用される用語で通称「マジック」と言われる。他チームの勝敗に関係なく自チームが「あと何勝すれば優勝か」を表す数字である。他チームが残り試合に全勝しても自チームが最低何勝すればよいのか?という数字なので、他の全チームに自力優勝の可能性がなくなった時に初めて点灯する。マジックが1桁台になるとマスコミをはじめファンや球団周りもそわそわし始め、スポーツ新聞の見出しも連日マジックナンバーで賑わう。そしてマジックナンバーが「1」になれば、球場観戦しようとチケットは即売、球団によってはビジターのゲームならばホーム球場でのパブリックビューイングも開催するほど盛り上がる。つまり、マジックはファンを盛り上げ、観客動員を上げるのに一役かっている制度である。

 

「なぜ日本だけビンゴでリーチというのか」★★★★

世界では日本でいう「リーチ」状態は「waiting」と呼び、ビンゴ完成に必要な番号をマジックナンバーと呼ぶ。「この数字が出てちょうだい」と呪文のようにお祈りする数字だからマジックナンバー。日本でこの状態をリーチと呼ぶが、これは麻雀の立直(リーチ)から転用されたものである。日本ではビンゴだけでなくボードゲームやゲーム一般でもゴール(上がり)直前の状態を指す言葉として転用されている。

 

コメント:野球のクライマックスシリーズとかマジックの制度は他の興行にも輸入すべき面白い制度だと思う。