2020年6月18日投稿
「なぜmlとccは同じ量を表すのに2つとも使われているのか」★★★★★
1mlも1ccも同じ量の体積を示す単位であるが、この2つは単位の元になった基準が異なっている。mlは1000分の1Lという定義がある。ccは1立法cm(つまり1cmの立方体の体積)という定義がある。そして、1Lは10cm×10cm×10cmの立方体と同じ体積という定義がある。つまり1Lの1000分の1である1mlは、1cm×1cm×1cmの体積と同様。したがって、1ml=1ccは同じ量を表している。ちなみにccは、国際的に単位を定められた単位系である国際単位系(SI)や日本工業規格(JIS)では使用が認められていない。これは数字の「00」やアルファベットの「oo」と見間違いやすいからだとされている。
「なぜ+ネジに対して-ネジは使用頻度が低いのか」★★★★
まず、ネジの歴史として-ネジが15世紀頃に発明され、+ネジは1935年にアメリカで開発された。+ネジはカをネジに対して真っ直ぐ入れなくても締めることができ、ドライバーも滑りにくいということで-ネジより利便性が高く、一気に広まり、現在世界中にあるネジの9割は+ネジと言われている。しかし、-ネジには溝に汚れやゴミが溜まりにくく、溜まってもすぐに取り除けるというメリットがあるため、汚れやすい場所や屋外でネジを使用する場合は-ネジを採用するケースもある。
コメント:̠-ネジ用のドライバーはこの前PS4のコントローラーを分解したときに、外装をこじ開ける時に隙間に突っ込んで開けるのに役にたった。