2020年6月11日投稿
「なぜ梅雨は梅の雨と書くのか」★★★★
梅雨とは6月~7月中旬、中国の長江下流域から朝鮮半島、日本列島(北海道を除く)に見られる雨期のこと。梅雨は東アジア特有の雨期であり「梅」も東アジアにしか生息しない植物である。まず「梅雨」という言葉は中国で生まれた。語源は2つの説があり、「梅の実が熟す頃に降る雨」という意味で中国の長江流域では「梅雨(ばいう)」と呼んでいたという説。もう一つが「黴(カビ)が生えやすい時期の雨」という意味で「黴雨(ばいう)」と呼んでいたが、カビでは語感が良くないので同じ読みで季節に合った「梅」の字を使い「梅雨」になったという説。そして「梅雨」が江戸時代に日本に伝わり「つゆ」と読むようになった理由もいくつか説があり「露(つゆ)」から連想した説。梅の実が熟し潰れる時期だから「潰ゆ(つゆ)」と関連つけた説。カビのせいで物がそこなわれる「費ゆ(つひゆ)」から連想した説などがある。
「なぜ天気予報によって小雨や弱い雨といった表現の違いがあるのか」★★★★
天気予報で雨の程度を表す語には定義がある。一般に時間雨量が、1mm/h未満を「小雨」1~5mm/hを「弱い雨」、5~10mm/hを「雨」、10~20mm/hを「やや強い雨」、20~30mm/hを「強い雨」、30~50mm/hを「激しい雨」、50~80mm/hを「非常に激しい雨」、80mm/h以上を「猛烈な雨」としている。
コメント:中国人は梅に悪印象を持っているとしか思えない。梅毒とか梅が好きならこんな名前つけないでしょ。