日刊「WHY」アーカイブス

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2020年6月4日投稿

「なぜボタン水洗トイレでも手動レバーが動くのか」★★★★★

トイレの水が流れる仕組みはレバーを動かすことで作動するから。トイレタンク横についているレバーを回すと、タンク内にあるレバーの軸についている鎖が持ち上げられる。鎖が持ち上げられると鎖の先についたフロートバルブ(排水弁を塞ぐためのもの)が持ち上げられてタンク内の水が便器内に流れていく。そしてタンク内の水が便器内に流れたあと、元の水位に戻すためにボールタップというものが搭載されている。ボールタップに付いている浮き球が水を流すことで一定の位置まで下がるとボールタップの給水弁が開いて、タンク外の給水管からタンク内に新しい水が供給される。タンク内の水位が上がっていくと浮き玉が持ち上がり、ボールタップの給水弁が閉じる。これが、レバーを引いてから元の状態に戻るまでの正常な一連の流れである。つまりボタン式水洗トイレはボタンを押すことでレバーを遠隔操作で動かしているということである。

 

「なぜトイレによってレバーの回す方向が違うのか」★★★★

TOTO製は手に回すとが大、奥に回すと小で統一されている。これは大洗浄がメインと言う考え方で、右利きの多い日本人にとって操作しやすい手前側が大の方が良いとの考えからだそう。対してINAX製は手前が小、奥が大。こちらは一日で小を使用する回数の方が大より多いので操作しやすい手前側が小の方が良いとの考えからだそう。

 

コメント:トイレ会社で働いている人はずっとうんちについて考えているのかな…。なんだか楽しそうだな。しかも絶対に需要がなくなることのない業界だし、トイレ業界に就職するのもありだったかもな。