日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年4月25日投稿

「なぜ銀行の社長のことを頭取と呼ぶのか」リクエスト★★★★

1869年に明治政府によって銀行の前身である「為替会社」が設立された際、出資者をとりまとめる代表を「頭取」と呼んだことが由来とされている。その後、1872年に国立銀行条例が制定され、その中で代表者の呼び名を「頭取」とすると定められたことから、銀行のトップを頭取と呼ぶようになった。やがて頭取という呼び方は定着し、国立銀行条例が廃止となってもそのまま現在に至っている。なお、語源としては「音頭取り」とされている。これは雅楽で最初に演奏する人を指しており、能や歌舞伎で小鼓を担当する3人のうち、中央に座る首席演奏者も「頭取」と呼ばれるようになり、そこから「音頭を取る人」「集団をまとめる人」という意味で、頭取という言葉が使われるようになった。

 

「なぜフォークは3.4本に先が割れているのか」★★★★

フォークは肉が動かないように押さえつけるための道具として生まれた。昔は肉を切る際に2本のナイフを使い、片方で肉を押さえつけていたが、肉がクルクル回ってしまって不便だった。その結果、又の分かれたモノ:フォークが誕生する。その後、フォークは口にものを運ぶための食器としての扱いを受けたが、2本だけだと突き刺した食べ物が滑り落ちてしまう。あるいは小さい欠片は歯の隙間からこぼれ落ちるので歯が3本になった。歯が3本から4本になったのは1700年代後半にスパゲッティを上手く食べられるように改良を加えた結果だとされている。

 

コメント:たしかにスパゲッティは4つ又のフォークの方が食べやすそうだ。最近知ったんだけどスパゲッティという呼び方よりパスタって呼んだ方が女ウケいいらしいですね。デートに行くときは「スパゲッティの店、予約しておいたよ」ではなく「パスタの店、予約しておいたよ」と言うようにしよう。