日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年4月20日投稿

「なぜ弘法にも筆の誤りという言葉ができたのか」★★★

弘法とは嵯峨天皇橘逸勢と共に平安時代の三筆の一人に数えられる弘法大師(空海)のこと。その弘法が天皇の命を受けて京都の平安神宮の応天門の額を書いたが「応」の字の「心」の一番上の点をひとつ書き落とした。そこから、弘法のような書の名人でさえ書き損じることもあるものだと、失敗した際の慰めとして、この句は使われるようになった。ただし、弘法は書き損じた額を下ろさず、筆を投げつけて見事に点を書いたことから、本来この句には「弘法のような書の名人は直し方も常人とは違う」といった称賛の意味も含まれている。

 

「なぜ烏という漢字は鳥から1本線がなくなっているのか」★★★★

これは鳥の漢字が象形文字から成り立っており、烏に足りない1本の横線は鳥の目を表している箇所である。烏は真っ黒でどこに目があるのか分からない。という訳で目を表す横棒をとったのが烏という漢字の成り立ちである。

 

コメント:こういうトンチみたいな成り立ちの漢字はいいね。