日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2019年12月17日投稿

「なぜ四神と呼ばれているのに朱雀・青龍・白虎・玄武の他に麒麟がいるのか」★★★★★

四神といえば東の青龍・南の朱雀・西の白虎・北の玄武である。そこに五行説を照らし合わせて中央に麒麟黄竜を加え数を合わせた上で取り入れたものが五獣と呼ばれる。五行説とは中国の思想で万物は火・水・木・金・土の5つの元素から成るものという考え方である。また、四神にはそれぞれ春夏秋冬の季節が割り振られているが、麒麟も一応割り振りがある。それは「土用」と呼ばれる季節の変わり目である。これは1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏立秋立冬立春)の直前約18日間ずつである。このように四神という元からあった概念に五行説の思考を足した結果の五獣なので麒麟黄龍は四神と同じカテゴリーで語られる。

 

「なぜ知能を表す言葉で頭の回転が速いという言い回しをするのか」★★

回転しているものは思考なのか、それとも回るという言葉から連想されるものなのか。語源については調べてみても分からなかった。頭の中をいくつもの思考を循環させ、良いものを提示するという意味で回転が速ければ速いほど色々な案が出せるので知能が高いことを表しているのだろうか。

 

コメント:この説明を見ると四神と麒麟黄竜は同列の存在のはずなのに、たいていの創作物では麒麟黄竜が四神に対する上位の存在として扱われていることが多い気がする。