日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2019年9月15日投稿

「なぜあさりのからは食べられないのか」リクエスト★★★★★

貝殻本体は炭酸カルシウムの結晶とコンキオリンと総称されるタンパク質を主とする間基質から成る。強いていえば鉱物に近い物質である為、当然食用ではない。しかし、中国医学ではイタボガキ科の貝殻を生薬として利用してきた。焼成してから粉砕した粉は日本の薬局にも「ボレイ末」として収載されており、制酸、鎮静、解熱などの作用があり、桂枝加竜骨牡蛎湯、柴胡加竜骨牡蛎湯などの漢方薬に配合される。また、アワビ属の貝殻を「石決明」(せっけつめい)と称して、同様に薬用にしてきた。「清肝明目」(せいかんめいもく)、即ち、肝機能を改善し、同時に目の機能を高める効果があるとする。

 

「なぜ酸っぱいものを想像するとあごの辺りが痛くなるのか」リクエスト★★★★

あごの辺りが痛くなる理由は分からない。すっぱいものを感知すると唾液が分泌される。理由は毒性の強い危険な食べ物の多くには強い酸味が含まれていることが多く、こういった危険な食べ物を口にいれたとき、含まれる毒を唾液で洗い流すために人間に備わった機能だといわれている。すっぱいものを飲み込んだ、口から出した後も一定時間酸っぱさが口に残るのは、口に残った危険と思われる物質を唾液で積極的に洗い流すためであるとされる。

 

コメント:あさりは大好きだけど殻まで食べようとする発想はなかったな。その発想力に脱帽。