日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2019年5月29日投稿

「なぜキリストが偉大な人になるとはわからないのに紀元は生まれた年になったのか」リクエスト★★★★

紀元がキリストの生まれた年(の翌年)になったのはキリストが亡くなってから500年ほど後だから。西暦は6世紀のローマの神学者ディオニュシウス・エクシグウスによって算出された。ディオニュシウスはローマ教皇ヨハネス1世の委託を受けてキリスト教の移動祝日である復活祭の暦表を改訂する際に、当時ローマで用いられていたディオクレティアヌス紀元(ローマ皇帝ディオクレティアヌスの即位を紀元とする)に替えて、イエス・キリスト受肉の翌年を元年とする新たな紀元を提案した。これはディオクレティアヌスキリスト教の迫害者であり、その迫害者の名を残す事が疎まれたから。

 

「なぜ山口県の郷土料理『幽霊寿司』は生まれたのか」★★★

江戸時代から現在まで伝わるゆうれい寿司。山口県宇部市吉部地区は海から遠かった為、当時はなかなか鮮魚が入らなかった。しかし、お米と塩が美味しい事から具が入らないシャリだけの押し寿司が作られ、それを幽霊の白装束に見立て「ゆうれい寿司」と呼んだ。お盆、お祭りになると、ふるまわれる。

 

コメント:現代の幽霊寿司はちゃんと具材が入っていて、米の中に具材を仕込んであって、中身が見えず、一見米の塊にしか見えないのに食べてみると他の味がするから幽霊寿司ということになっているらしい。