2018年7月26日投稿
「なぜ7月26日は幽霊の日なのか」★★★
その由来は江戸時代のできごとにさかのぼる。1825年7月26日、江戸にある中村座にて四代目鶴屋南北作の『東海道四谷怪談』(有名なお岩さんの話)が初演された。今の時代にも受け継がれる人気の歌舞伎演目が初めて披露されたのがこの日だったということから幽霊の日に決まった。
「なぜ日本の幽霊には足がないのか」★★★
乱れ髪に天冠(三角頭巾)、死装束の足がない女性という、芝居やお化け屋敷などでもおなじみの定型化した姿、いわば「日本型の幽霊」は、演劇や文芸の影響が大きいと言われている。歌舞伎の舞台「四谷怪談」の演出で幽霊の足を隠して登場したものが起源であると考えられている。江戸時代に浮世絵の題材として描かれてから定着したものであるともいう。俗説では線香の煙で見えないから。あの世へ行く通行料として足を切られるから。というものもある。
コメント:日本の幽霊観って海外のものと比べると現実味があるというか生々しさみたいなのがあるからクオリティ高いよね。